家庭で日常的にできる『食品ロス』について考えてみる!

私たちが普段食べている多くの食材。

日本では年間2000トン近くの食品廃棄物が排出されており、まだ食べられるにも関わらず廃棄される『食品ロス』は、日本では年間約600万トン以上あります。

これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量を約2倍の量です。

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また、日本人1人当たりに換算すると、"お茶碗約1杯分(約136g)の食べ物"が毎日捨てられている計算になります。

この食品ロス問題原因は、食品関連業者と家庭から発生しているもので、その量は半々くらいの排出量になります。そのため、家庭ごとに食品を無駄にしないで食べることが大きく関わってきます。

 

実際に、私が小さい頃はご飯を食べきれず毎日残していたり、学校の給食などでは毎日必ず食べ残しによる残飯がありました。結婚して家庭を持つようになってからは、自分でスーパーに食材を買いに行き、料理を作る際に食材の食べない部分を捨てていました。(皮や、ネギの青い部分など…)

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具体的に無理なく食品を捨てないようにするには、どのような事ができるか?

自分なりに見直してみました!

食品の買い過ぎに気を付ける

うちは夫婦二人家庭ですが、単身用の冷蔵庫を使用しています。

これはエコ意識というわけではなく、結婚当時に購入したまま買い替えをしていないだけなのですが…よく考えると『冷蔵庫は小さいほうが食品が管理しやすい』かなと思っています。

電気代のことまで考えるとエコかどうか微妙なところですが、自分が管理できる大きさの冷蔵庫を扱うのも食品ロスに繋がると思っています!

 

また、食品をまとめ買いしないことで冷蔵庫内の食品の期限も管理しやすく、せっかく購入したのに食べずに捨てるという事が減らせると思います。

 

食べ残ってしまった食品は別の料理にアレンジしてみる

よく残るものの代表例としては、鍋・カレー・シチューなど、普段より量をたくさん作るものですよね。。とくに人数の少ない家庭や、単身世帯では多く作りすぎて余ってしまった…そんな経験があるかと思います。

 

の場合は、はじめに「だしベース」のシンプルに作り、あとから味を変えて楽しんだり、アレンジは豊富かなと思います。カレーの場合は、うちはシンプルに次の日もカレー(笑)…ちょっと変えたいときはチーズをのせて焼きカレーにしたりします。シチューの場合もシンプルでグラタン風にします!

 

アレンジと言っても、あえて難しい料理にしたりしなくて良いと思います。手間をかけ過ぎると、結局続かない。

家族や自分の好みに合わせて、美味しく最後まで食べられるのを目標にして作っています~♪

 

賞味期限と消費期限を正しく判断する事。

賞味期限長期保存が可能なもので、美味しく食べられる期限。

→缶詰やインスタントラーメン・お菓子類、保存に適したもの。

期限が過ぎても開封してなければ、だいたい食べられます。

…でもお茶とかは風味が落ちたりするので、なるべく期限以内の美味しいうちに★

 

消費期限概ね5日以内に品質低下が認められる食品で、食べても安全な期限。

→生鮮食品・牛乳・お弁当やお惣菜など...

傷みやすい食品のため期限以内に食べる必要があります!

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 また最近、ミニマルな生活するようになってきてから

日常的な『ゴミを減らす』という事に非常に関心を持つようになり、いままでと考え方を変えたこともあります。

 

まず、以前なら料理の際に捨てていた野菜の皮をむかずにそのまま調理するようになりました。

普段よく使っている『にんじん』ならば抵抗なく始められると思います。

よく洗ってヘタの部分だけを切れば、あとは無駄なく調理することが出来ます。

皮をむかないので調理時間の短縮や、栄養面でも得をします!

(にんじんの表皮の下にはカロテンが多く含まれています)

 

また私が捨てていた『長ネギの青い部分』

こちらは細かく刻んでネギスープにしてます。

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【味付け】シンプルに塩コショウ、ショウミシャンタン、ごま油。盛り付けてから、ごまをひとつまみ入れてます!

ねぎには、アリシンという血行を促進する栄養素が豊富に含まれており、ビタミンBの吸収をたすけるため疲労回復効果もあります。寒い時期にはピッタリな冷え症対策にもなりますょ。しょうがを刻んで入れるとさらに温まります。

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『食品ロス』を減らすために。

  • 必要な量以上の食材をまとめ買いしない
  • 消費できない珍しい食品や、調味料の数も減らしてシンプルにする
  • 野菜の皮はなるべく食べる
  • 作った料理は簡単アレンジして、ちゃんと食べきる
  • 賞味期限、消費期限を守って食べる
  • 外食時なども出された食材は残さないように食べきる

これらの小さな取り組みでも『食品ロス』にもなり、食材に使われているプラスチックパッケージの『ごみの削減』意識にも繋がってくると思っています。

 

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