モノが多ければ幸せとは限らない。

私の家は3DKの賃貸アパートに、夫婦ふたりで暮らしています。

結婚前から同棲の時期も含めて6年目になります。

 

私は結婚をするまで実家で暮らしており、『物を捨てる』という考えをあまりもっていませんでした。実際に実家の私の部屋には、まだ学生の頃の品々があふれており、実家を出たあと物置きになっているため家族のものと私の思い出の品が混じったカオスな部屋になっています。(現在進行形)

 

そんな私が『物を捨てる』ことが良い事だと感じ始めたのは、まだ最近のことです。

結婚を機に実家を出た私が新しい家で始めたのは、

自分の好きなように模様替えをして、いい部屋を作りたいというのが最初の考え方でした。家具も当然揃えたいし、食器や小物も飾りたい。

当時、貯金もなく、家の契約だけをしたアパートで新しい生活で使うための家電は、私の父にすべて揃えてもらいました。家具に関しては高いものは購入できなかったので、ネット通販を通して購入し、自分たちで組み立てて作っていました。

 

なんか一個買うことに、『次はこれ!次はこれ!』…と止まない物欲と無駄なコリ症でモノが増えていき、気付いたら部屋が狭く感じるようになってきました。

 

なにが原因か…これ以上、どうしたら快適な部屋にできるのか?

答えは『捨てる』ことでした

どんどん物を増やしていったことで、キャパオーバーになっていました。

ただモノを増やしたからと言って、おしゃれにはならない。

 

モノを持ちすぎる → 収納を増やす → またモノを増やす → 収納を増やす。。。

悪循環サイクルです。

 

よく雑誌等で「キレイに収納しよう」や「便利な片づけ」みたいな特集を見かけますが、

そもそも収納用品は買ってまで作らないのが、その家のベスト収納だということ!

これをちゃんと伝えてくれる本はあまりないということ。

 

収納を揃えて買ったら、いくらになりますか?

それは本当に必要なものですか?

 

うちにも多くの収納家具がありました。

そして、一番初めに要らなくなったのは『本棚』でした。

これほど要らないものはない。

一度読んだ雑誌や書籍を読み返す可能性って……極めて低いです。

雑誌の収集が好きだった夫も、毎週少しずつ雑誌を処分し、

私も要らない書籍類をまとめて処分しました。

 

家から本をなくすだけで、すごく片付いた気にもなりました。

今は毎月電子版の雑誌を読んでいます。(いつでも見られる)

 

 つぎは、食器や調理器具を半分以上処分し、本当に少ない数にしました。

(もしかしたら、まだ減らせるかもしれない)(笑)

 

服も最低限度にして、2ケースあった衣装ケースはすべて処分しました。

服に関しては衣替えが全く必要ないほどキレイに整理できました。

いままでどれだけ無駄に購入してきたことか。。

 

おしゃれは着るものではなく、スタイルや姿勢でカバーできます!

私は、私服がかなりパターン化してきていますが、その分メンテナンスが行き届いています。近くで見てもほつれていたり、毛玉などある服は着ません。

毎日着る服、着る頻度が多くなると、物を大事にしたり、キレイにしようと思います。

 

結果、常にベストな状態で服が着られるようになるので、

「今日のコーデ失敗した…」などはなくなります。

 

 今の暮らしを便利にするために、

『なにか購入しよう』と考えるのも悪くはないと思います。

ただ折角なにか変えたいと思っと時は、少し発想の転換をしてみるのも手かなと。

『妄想はタダです』

 

これ、本当に必要か?

買ったらどうしたいのか?

もし買わなかったら、なにかで代用できるか?

 

 ちょっと立ち止まって考えてみるのも、後々の整理につながります。